生前整理
よりよい未来のために
ミックザマックが生前整理を詳しく説明します。
生前整理の意味
生前整理ってなんでしょう?これは、言葉 のとおり、生きている間に整理をするということです。
では、生きている間に何を整理するのでしょうか?
これには二つあり、一つは物。二つ目は想い出です。
では、なぜ「物」や「想い出」の整理が必要なのか 。
一つ目の理由は、自分自身の心と物の整理のため。
二つ目の理由は家族や親せきや親しい人が困らないようにするためです。
これから順を追ってご説明いたします。
まずは一つ目の理由、自分自身の心と物の整理のためです。
自分自身のための整理というのは、今まで生きてきた人生を振りかえり、ココロとカラダをリセットして想い遺すことがないようにするためです。
これは各個人によってさまざまな理由があると思います。
そして二つ目の理由。
家族や親せきや親しい人が困らないようにするためというのはどういうことでしょう。
ここで少し考えて頂きたいことがあります。
皆さんは、今までの人生を無計画に行き当たりばったりで生きてこられましたか?
おそらくそうではないと思います。
生きるためにも準備や計画が必要です。例えば車を買ったり、家を建てたりする場合、成り行きで買わず、 いつ家を買うのか?頭金はどうするのか?どんな家をどこに立てるのか?ということを、ご家族と一緒に前もって話し合って決めるはずです。
このような計画を立てずに家を即決で買うということの方が珍しいと思います。
それと同じように死にゆくためにも準備が必要です。
死ぬための準備というと「暗いイメージ 」や「生きているときから死ぬことを考えるのはイヤだ」と思われる方も多くいらっしゃると思います。
ですが、果たしてそうでしょうか?
日本にはこんなことわざがあります。
「立つ鳥跡を濁さず」―Without hiding the flying bird traces
この意味は、みなさんもよくご存知だと思います。
水鳥は季節によって居住地を転々とします。その水鳥が飛び立った後の湖は汚れておらず、きれいな状態を保っております。
このような様子から「立ち去るものは後始末をきっちりとし、引き際を美しく去っていく」という意味で知られています。
なぜ水鳥は跡を濁さず飛び去って行くと思いますか?
それは、『次の世代にバトンを繋ぐため』だと思います。
きれいな湖にはまた新しい水鳥の家族がやってきます。そして、新たな命を育み、また立ち去っていく。
そうやって命のバトンがつながっていくのだと思います。
水鳥たちは本能的に知っているのでしょう。美しくきれいな湖こそが、よりよい未来育てていくということを。
生前整理とはこれに似ています。
ここで考えてみてください。
より良い未来のために、今、あなたに何ができるのでしょうか?
今できることの一つは、今必要なもの、必要ないもの、未来に託すものを整理すること。
もう一つは、気持ちを整理し残したり、伝えたりすること。自身がどんな人生を歩んできたのか。
その経験の中で、これだけは伝えておきたいということがあると思います。
それをご家族や大切な人のために家族や大切な人のために伝えておきましょう。
それはきっと次の世代のための湖となるはずです。
よりよい未来のために、今始めませんか?
生きている今だからこそ、一緒に考えてみませんか。